JTBと言うと、旅行代理店の大手ですが、不況の影響で国内店舗のうち約2割を削減する方向で検討しているそうです。不景気と新型インフルエンザの影響から旅行する人が減っている事が大きな理由だそうですが、確かにこんな世の中ではとても旅行に行こうなんて考えられない人も多いのでしょう。しかも、新型インフルエンザの心配もあって旅行を取りやめる人もいると思います。
インフルエンザは仕方ないとしても、不況・不景気で旅行が減ると言うのはかなり心配な事という風に感じます。こんな世の中だからせめて近場に旅行して気分転換なんて人達が増えてもいいような気がするのですが、そうはいかないんでしょう。
不景気が長引くと真っ先になくなるのが、娯楽や文化だと思うのです。贅沢・道楽いろいろ言い方はあるでしょうが、必要のない物は削る。というごく当たり前の考え方です。しかし、それでは人の心の部分が荒んでしまわないかが心配です。
後ろ向きな考え方はますます後ろ向きに、悪い事ばかり起きるようになります。考え方のデフレスパイラルです。困難な状況でも出来る限り前向きに考える事で少しでも良いことを呼び込むような考え方が理想ではないでしょうか?
そういう意味ではたまには旅行に行って楽しい気分になるというのも如何でしょうか?せめて気持ちだけでも前向きにしたいものです。